九龍ジェネリックロマンス 1 感想

九龍ジェネリックロマンス 1 ※ネタバレ注意

此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に──。(Amazonより)

友達におすすめされて購入。

香港?をモデルとした街並みの雑多感や地域特有の美味しそうな料理、一つ一つの動きを丁寧に描くことで生み出される空気感がすごい。あと色気もすごい。

スイカを食べながらタバコを吸うと美味しいってシーンすら美味しそうに見える。実際タバコ吸わないから、タバコが美味しいって感覚がまずわからないけど。

最初は、鯨井さん(主人公)が同僚の工藤さんに対する恋心を自覚して意識をして行くものの、同じ職場だからの気まずさやこちらからの誘いを上手いこと工藤さんに交わされてしまう所、会話の端々から感じる元カノの存在に胸を痛めたりと、”駆け引きのもどかしさ”を味わうほろ苦系ラブストーリーかと思ったらまさかの最後で大どんでん返し。

急に視力が回復したりと、何となく不思議な部分を匂わせてはいたけど、こうなるとは思わなかった。
どういう理由かは2巻以降に明かされるんだろうけど、それを知った上で初めから読むとまた味が変わりそう。

凄く続きが気になる。


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