大阪万博行ってきました。めちゃめちゃ長くなったので今回は準備編。
正直、始まる前の時点ではいい噂を聞かないし、各国の事も知らないから全然行く気が起きなかった。
そしてもっとカラフルで派手な物をイメージしてたものの、開会前の引きで撮った万博会場もなんだか色合いも地味で作りかけみたいで興味がそそられない…。
ただ両親は行きたそうにしてて、無料で家族分のチケットを入手できたから行くことに。
気乗りしないけどまぁ親孝行の一環で…くらいのテンションだった。(私が入手したチケットだから私の同行が必須)
でもいざ開会してみるとTwitterでは「楽しい!最高!絶対行った方がいい!」のオンパレードでまんまと興味が出てきてしまった。そう、私はちょろい女、
ディオール「大阪・関西万博」フランスパビリオン出展、“白いトワル”約400点が並ぶインスタレーション – https://t.co/CiyarxJjWk pic.twitter.com/Ly2YFHHXHp
— Fashion Press (@fashionpressnet) April 11, 2025
そんな私が一気に興味が出てきたきっかけはこのツイート。
てっきり勉強的な側面が強いのかなと思ってたけど、こういう知識がなくても見てるだけで楽しい展示もあるんだ。(マジで興味が無いので全然調べてなかった)
そして「1箇所で世界旅行を楽しめる」っていうのにも惹かれた。お金もないし英語もしゃべれない私にはもってこいじゃん!
チケットが取れたことを親に報告するのを忘れててGW前に、「万博いつにする?」と聞いたら「え!取れてたの!?」と驚かせてしまった。一応、抽選制ではあったので「外れたら貰えない可能性があるらしいから期待しないで」といいつつ、めっちゃチケットが余ってる雰囲気だったから当然受かってると思ってた。
「何も言わないって事は外れたのかな…」と思わせてたらしい。ごめんよ。
その後、GW中に両親の会員登録と、行きたいパビリオンの選定と7日前予約を済ます。
1人がチケットを一旦全て受け取って、他の人に渡すってことが出来るのすごいなと思った。
予約当時は「東ゲートが激混みなので西ゲートがおすすめ!!」って情報が多かったけど、私が予約することには西ゲートの方が多くて東ゲートの方がまだ空いてた。
状況は刻一刻と変わっていっているのだ…。
評判のいい「大阪・関西万博ぴあ」も購入。
ただ”関西グルメ情報”みたいな万博に関係ないページもあって1冊丸々万博情報ではないし、開幕前に作られた本だと思うから、”どういうことをテーマにしてる”とかはわかるものの各パビリオンの内部の詳細はイマイチわからなかった。今となってはネットで調べた方が情報が豊富かも。
パビリオンは数が膨大な上に事前予約ありとなしのパビリオンがある。
7日前予約の場合第5希望まで登録できるから、まず事前予約ありのパビリオンだけ本のページに付箋をつけて、興味が薄いヤツから付箋を外して絞り込んだ後に抽選登録した。
こういう作業は物理の本の方がやりやすいね。
こんな感じで登録した結果、オーストラリアが当選。
オーストラリアは並べば入れる事もあったり当日予約も行けるらしいから、予約の取りにくさだけで判断するとあんまり大当たりでは無かったのかもしれないけど、1つは入れる事が確定したので安心した。
3日前予約。
3日前予約は0時申し込みスタートで、その付近になるとログイン戦争が始まると聞いていたので、22時すぎにログイン。
ちょっとページを触らなかっただけでログイン待ちに回されてしまった。3万人て…。
23時半頃にログイン出来たので、そこからログイン待ちに回されないよう24時までページ内を行ったり来たりして繰り返す虚無の時間。
0時になって幾つか予約可能なパビリオンが出てくるもののいざ予約しようとしたら埋まってたりと全然うまくいかなかった。予約しなくても並べば入れる系のパビリオンしか残ってなかった。
これまた1回の検索で予約できないパビリオンが表示される上に、1度に5パビリオンくらいずつしか表示されず、「続きをみる」を押さないと次が表示されない。パビリオンのページを見てから一覧に戻ったらまた一番最初から検索させられるなどかなりのタイムロス…!!
決め打ちで行きたい所があれば検索項目に入れればいいけど、とりあえず空いてる所から選びたい方からするとかなりのストレスだった。
結局予約しなくても入れる系のパビリオンを下手に予約して行動を制限するよりは、ある程度自由に動けた方がいいだろうと思って3日前予約は諦めた。
当日どれくらい体力が残ってるか分からないし何時くらいに帰ることになるかもわからない中、20時とか遅めの予約を押さえるのはちょっと微妙かなと…。取れたとなったらしんどくてもその時間まで無理して居ちゃうだろうし。
予定日は23日。
この画像は見事に23日が雨を避けているのが面白くて撮影した画像。
雨が多いタイミングだったけど、23日だけはずっと晴れの予報で日頃の行いの良さを感じたわ。サンキュー天候神。チュッ
TwitterやDiscordの情報を見てる感じ刻一刻と状況が変わってるし、バズることによりどんどん万博人気が出ているのを実感してたから(私もそれでまんまと行きたくなった1人だし)、行くまでにできる限りの先人の知恵による情報を集めようと調べまくってた。
以下は持って行ったものや、事前準備した事。
持っていったもの
■ショルダースマホケース
恐らくめちゃくちゃスマホを使うので、取り出しやすいかつ落とさないためにショルダータイプのスマホケースを買った。ICカードやミラーも入れられるようファスナーのケース付き。
高いけど、前の機種でもこれを使ってて便利だったからこれにした。
ファスナータイプじゃないとカードが落ちても気づかなさそうで怖い…。
■モバイルバッテリー
上記と同じく、スマホを使うこと請け合いだったのでモバイルバッテリーは必須で。私が使っているのが大容量なぶん重いので、もうちょっと軽いやつに買い替えるのもありかも。
■レインポンチョ
100均で購入。レインコートと迷ったけど、リュックまで覆えるようポンチョにした。
■ハンドタオル
言わずもがなトイレ行ったときとかに使う。
■塩タブレット
熱中症対策。
■水筒
給水所があるので300mlくらいの小さめの水筒にした。ただ、とにかく給水所が並ぶ並ぶ…。特に昼間は小学生がでかい水筒持って並ぶから列が遅遅として進まなかった。ここに並ぶ時間で、そんなに並ばなくて入れるパビリオンに入れるぞってくらい並んだ。環境から目を背けるならペットボトルを買った方がタイパは良かったなと…価格もそんなに高くないし。
■ウェットシート
なんやかんや手がベタついたとき用
■ゴミ袋
大きいものではなくコンビニの袋。
■日焼け止め
「暑いときはサラサラになって、乾燥した場では潤う!」とバズってるのをよく見かけるビオレアクアリッチ エアリーホールドクリーム 呼吸感ベールUV。
Amazonだと高いので探し回ってマツキヨで見つけた。
暑いときにサラサラになってる実感はなかったものの、1日中外に居たのに焼けた感じはしなかった。
■帽子
日傘だと人にぶっ刺さりそうで怖いので帽子にした。実際結構デカ目の日傘を持ってる人が居て先が刺さりそうで怖かった。風が強かったり室内で外したときに無くしそうだったから帽子用のクリップがあったら良かったかも。
■クリアファイル
何か紙状の物を貰った時に入れる用に持っていった。実際貰ったものを折り目なく保存できたので便利だった。場所も取らないしおすすめ。
■小さめのスケッチブック
万博内にスタンプラリーがありそれ用の公式スタンプ帳が売っている。
欲しくて買おうか迷ったけど、パビリオンの数を考えると絶対全スタンプ制覇するのは難しいと思う。
でも見返した時(そもそも見返すかも怪しいけど)、に「全部埋まっていない…」となってしまいそうなのでスタンプ帳の購入は諦めた。実際スタンプ帳ではなくノートや手帳に押してる人も多かった。
どれくらいインクが強いスタンプかわからないのでスケッチブックに。ボコボコ系のスケッチブックよりサラサラ系の方がきれいに押せると思う。
■汗ふきシート
その日は結局そこまで汗をかかなかったので使わなかった。でもこの汗ふきシート、まじでいい匂いがするし拭いた数分後から体がスースーするし、服も白くならないので本当におすすめ。夏場は常に持ち歩いてる。桃の香りの持続力もすごい。夕方でもたまに自分から桃の匂いがする。
■使い捨て冷感シート
これのノンアルコールタイプを買った。全然気づいてなかったけど私ビオレ好きすぎんか?
ただちゃんと読まずに買ってしまって、途中でちぎれるミシン目入だったので首に巻く前にちぎれてしまった。
もう一パック開けるのももったいないので首周りを拭くだけにとどまる。でもひんやりして気持ちよかった。
■ペン
地図の「ここ行きたい」とか「次はここに行く」をマークするのに便利。
■ハッカスプレー
ユスリカ問題があるので急遽購入。いうほど見かけなかったから使うタイミングはなかった。
■ボンタンアメ
食べるとトイレが遠くなると話題のボンタンアメ。
最初は大福などモチ類が聞くと話題だったけど、大福ってそんなに持ち歩けないしな。ボンタンアメなら日持ちもするし。
実際トイレも遠くなったし、ねっちりしてるので結構お腹にも貯まる。
■痛み止め
普段の運動不足がたたって会場にいるにも関わらず筋肉痛が始まったんだけど、そんなときに飲んだらめちゃくちゃ効いた。痛みによるストレスが軽減されるのでかなりおすすめ(もちろん無理しないに越したことはない)。翌日の筋肉痛にも使える。
■うちわ
万博のパビリオン巡りを主目的とした地図をVer2.04をコンビニ印刷できるよう登録
— つじ@万博4/8回目 (@t_tsuji) May 22, 2025
画像の2枚めのものが印刷できます
セブンイレブンのネットプリント
予約番号05835047
2025/05/29迄
地図は拡散、二次配布、改造等何でも可です
※ただし個人使用の範囲でご利用ください
リプに更新情報・PDF等 pic.twitter.com/pWBLrA0zzm
有志のつじさんが作られている万博マップデータを使わせてもらった。
(定期的に情報が更新されるので、アカウント自体を見に行ったほうがいいかも)
うちわは100均一で購入。父親は必要ないということで母親と自分の分だけ作成するのでちょうど2本入りがあってよかった。
うちわ用ラベルはこれを使った。エーワンは専用ソフトがあってわかりやすいから信頼している。
ただ、そんなわかりやすく便利なソフトを凌駕するくらいのズボラさの持ち主なんだな、私は。
結局テストプリントせずにいきなり印刷してうちわの上下を間違えること表裏×各2回。
2枚作るのに8シートきっちり使い切ったわ。まぁ…余らせても仕方ないしね。
必ず普通紙にテストプリントしてからのほうがいいです。
【こみゃくマップver1.1 & 作品一覧を作りました!】
— memo♡万博 (@memo_banpaku) May 17, 2025
◯こみゃくマップver1.1
・白黒印刷対応
→色が見分けにくい方も使いやすくなりました!
・注意書き等追記
・細かいレイアウト変更
また、掲載作品の一覧も作成しました。マップと合わせてご使用ください! https://t.co/uH8yHyDILG pic.twitter.com/VDR5Kf2QDL
こみゃくマップを配布してくれている人がいたので、裏面はこちらを印刷させてもらった。
こんな感じで完成。
手ぶらになりたい時にいちいちリュックにしまうの面倒くさそうだなと思って100均でリール付きのキーホルダーを購入してうちわにとりつけた。
これがまぁ大当たり。
うちわの棒の部分より、リールの部分を持った方が持ちやすいし、使わない時はスマホショルダーのベルトに引っ掛けておけば手ぶらにもなるし落とすことも無い。これが本当に便利だった。自画自賛しまくった。
ただ、手で持ってない時はうちわがぶらぶらしやすいので、人に当てないように注意は必要。人の多いところではしっかり手で持つようにしてた。
ちなみにリュックは無印の重さを感じないリュック。これ、本当に重さを感じないのでめちゃくちゃおすすめ。
■準備したこと
・スマホのメモ帳に同行者のID
当日予約するときに毎度入れなきゃいけないのですぐコピペ出来るように。すべて一人でチケット持っとくとかも出来るみたいなんだけど何かあったら面倒なのでそれはやらなかった。
・チケットQRのスクショ
今はもう解消されてるので「ネットが中々繋がらないよ~」みたいなことはないけど、QRを出すためにも一々ログインが必要なので、もたつかないためにQRスクショはあったほうがいい。
大体こういうのって「QRのスクショは使わないでください!」ってのが多いのに、万博は逆に推奨してる。
・パーソナルージェントアプリ
これも便利だった。どのエリアが混んでるか見られたり、パビリオンまでのルート案内もしてくれる。
静けさの森らへんでどっちに進めばいいかわからなくなった時も使用した。
アプリ起ち上げ時にムービー流れるのと、一々ログインしなきゃいけないのは面倒。
どんなふうに回るかのおすすめは作ってくれるけど編集はできないので、自分でもプランを作れるといいなと思った。
・電子マネーのチャージ
現金が使えないので電子マネーの用意が必要。
毎回カード出すのがめんどいのでPayPayと楽天Payを使った。今後は万博公式の「ミャクペ!」も使う予定。
・万博GO
有志の人が作っているサイト。パビリオン情報やレビューが見られるほか、待ち時間情報も見られる。
Discordで投稿された待ち時間を吸い上げているので、あくまで参考に。
・大阪・関西万博2025 パビリオン制覇リスト
これは行ってから知ったけど何度も行く人にはかなりいいと思うので記載。
行きたいパビリオンや行ったパビリオンをメモしておけるので、管理するのにメチャクチャ便利。
準備だけでかなり長くなっちゃったので、本番の感想はまた次回。