13歳以上でないと扱えない魔法を使い、異端児となったアリシア。
毎日の訓練を欠かさず、最高の悪女を目指すアリシアにある日告げられたのは魔法学園への特例入学だった。
今すぐにでも通いたいと喜ぶものの、入学するためにはある条件があった。
悪女として引き受けるわけにはいかないその条件とは――!?(Amazonより)
1巻の感想はこちら
1巻に比べて少し大人になり悪女感が増しているアリシア。
そして相変わらずキレイ事ばかりのリズがなんとももやもやする…。
「デュークはリズとアリシア、どちらのパンを食べたいか」というシーンで、デュークが答える前にリズが赤くなって照れてたのが「うわぁ…」と思ってしまったな。
自分が選ばれると思ってる所が…。
リズ信者まみれの学園にアリシアは飛び級入学することになり、初っ端からキツいもの言いをしてモブたちから総スカン食らうけど堂々としているアリシアがかっこいい。
何もかもお花畑なリズと取り巻きが本当に気持ち悪くて…なぜあの思考を「素晴らしい」ともてはやせるんだろうか。リズの人徳というよりは何か魔法が働いているのでは…と思うくらいに周りがパッパラパー。
モブだけがそうならまだしも実兄もリズに夢中で、リズに噛みつくアリシアにキツく当たるのが何とも嫌だな。(アリシアはゲームで知ってるから特に傷ついてはいなさそうだけど)
ただ、デュークを含め全員が全員アリシア教というわけじゃないのがわかってよかった。
「嫌いじゃないけど違和感を感じる」っていう人がいるのは大事だわ。
アリシアはリズの前はもちろん、王様の前や治安の悪い街でも堂々としているのにデュークにからかわれた時だけ年相応に慌てたり赤くなったりする所が可愛い。
早く3巻が出て欲しい。

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