「綺麗事だらけの世界なんてイヤ!私は歴史に残る悪女になる!!」
ヒロインにありがちな“いい子ちゃん発言”が大嫌いだった私が転生したのは、大好きな乙女ゲームの悪役令嬢だった!
念願叶って転生したからには、歴史に残る世界一の悪女になってやる!
そのためには強くて頭がよくないといけない!と、努力をした…だけなのに、悪役令嬢になればなるほど王子からの好感度が上がるようで?!
はたして歴史に残る悪女になれるのだろうか――?!(Amazonより)
人気の悪役令嬢モノ、私も大好き。なぜなら気の強い女がでるから。
主人公(悪役令嬢)のアリシアは、タイトルにあるとおり「歴史に残る悪女になる」ために幼少の頃からすごく努力を重ねるし、「メインヒロインに出来て私が出来ないわけがない」と、闘志を燃やして問題を解決していく強さがあっていい。
悪女だからって身分差別をするのは良くないというモラルも持ってるし、「今のは悪女っぽかったわ!」と、ドヤしてるアリシアがすごく可愛い。
リズ(ゲーム内のヒロイン)は今のところいい子ではあるんだけど、私もアリシアと同じ気持ちで全然好きじゃない…。キラッキラの脳内お花畑というか…綺麗事言うタイプの子だわ。
何となく根からのいい子ってわけではないのか?と思わせる描写もあったので2巻からはかわってくるのかも。
リズに対するアリシアは、生理的に無理だからか結構きつく当たっていて傍目から見たら勘違いされてもおかしくないくらいズバズバ物を言う。
そこがただただ「悪ぶっているだけのいい子」になっていなくて人間味があるなと思った。
”王子の溺愛が加速するようです”の部分は1巻ではまだ全然なくて、デューク(王子)がアリシアを好意的に思ってる感じの描写くらいしか出てこないけど、これくらいの感じが良い(薬のところはアレとして)。
絵もきれいで読みやすくてテンポもいいので2巻も買う。
2巻の感想はこちら

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