タイトルの通り。
今まではスマホで本を読んでいて、たまーにタブレットで本を読んでいた。
タブレットのほうが大きいから読みやすいは読みやすいんだけど、どうしても重いしページ送りもスマホに比べてスマートではなくてメイン機器にはならなかった。
ただ、スマホだとどうしても目が近くなるしタブレットより軽いとはいえ、ずっと持ちっぱなしでそれなりに手も疲れる。感想をメモするのもスマホでやっているのでアプリの切り替えも頻繁にしてるし。
もう少しタブレットでも読んでみるかと思ったので、目下一番面倒だと感じてるページ送り問題を解決するべく調べてみた。
SK SYUKUYU RF リモコン ページめくり Kindle読書用 iPad Surface Comics iPhone Android タブレット 読書小説 写真撮影 (白) SKPT01
あるじゃん!ページめくりアイテム!
いちいち機器で画面を挟まなきゃいけないのはめんどくさいけど、レビューを見る感じそこまで悪くはないしこれにしようかな。ただページを送る事はできても戻る事はできないのか…うーん。勢いで買わずに一晩考えよう…。とカートに入れて就寝した。
翌朝。
布団の中でふと「これがいけるならコントローラーでもできるんじゃない?」と思って調べてみるとできそうだったので、一旦そっちを試してみる。しかも懸念点だったページ送りも戻りもどっちもできる可能性が出てきた。
んで試してみたらできたので、今後設定が消えた時や同じ悩みを抱えている人のためにも書いておきます。
8bitdo ZERO ゲームパッド コントローラー android/macOS/windows/Nintendo Switch対応 ワイヤレBluetooth 4.0 スマホ タブレット用ゲームコントローラー ハンドルボックス iPad/Android各種ゲーム対応可能 荒野行動(ブルー)
使ったのはこれ『8bitdo ZERO』。
タブレットで絵を描くときに片手デバイスとして便利と聞いて購入したものの、全然絵を描かなかったので持ち腐れしていた一品。べつにこれじゃなくても、Bluetoothでタブレットとつなげるリモコンなら何でもできそうな気はする(保証はできないけど)。
大きさはこんな感じ。かなり小さい。
今回、この2つのボタンそれぞれに「進む」「戻る」の機能を付与する。
何パターンか試した結果「Xボタンで進む」と「Aボタンで戻る」が自分的には使いやすかった。どのボタンでも基本的な設定は同じはずなので、お好みでどうぞ。
まずはBluetoothで8bitdo ZEROをタブレットと接続(説明書を見てください)。
iPadの設定→アクセシビリティ→スイッチコントロール→スイッチコントロールをONにする。
スイッチ→新しいスイッチを追加。
ここで、割り当てたいボタンを8bitdo ZERO側で押すと、ボタン名の設定が出てくるので自分的にわかりやすい名前をつけておく。
アクションのデフォルトはアプリスイッチャーに。
今回は「進む」ボタンと「戻る」ボタン両方欲しいので、もう一度「新しいスイッチを追加」し、合計2つ登録しておく。
ボタンを登録したら、今度は「レシピ」を選択→新規レシピを作成。
本によって右送りと左送りがあるのでこれも2種類登録する。
(混乱しないタイプなら1種類でいいかも)
右へ進むタイプは上記。
左に進むタイプはこちら。
レシピのページに戻り「レシピを起動」で読みたい本に合わせて設定したレシピを選択すれば出来上がり。
あとはKindleでも楽天Koboでも、電子書籍を開きたいアプリで本を開き、コントローラーのボタンを押すだけでページが行き来される。
うまく動かない場合はスイッチコントロールを一度オフにしてからオンにするとちゃんと動く事が多い。
持っているタブレットスタンドクッションに設置して実際に使ってみたらかなり便利!
手元のコントローラー1つでページの行き来ができるので、ストレスなく読める。スマホで読んでるときにタップがうまく行っておらず「ページ送ったつもりが送られてない」という事がしばしばあったんだけど、そんな事もおこらないのでかなり読みやすい。右手でコントローラを押すのが疲れてきたら左で押してもいいし。
面倒な点でいうと、時間を開けて本を読もうとすると、コントローラーの電源が切れているのにスイッチコントロールはオンになっていることから画面表示がちょっとおかしくなる。本を読まないときにはスイッチコントロールをいちいちオフにする必要はあるかも。
あとは、本によっては開き方が変わることから、色んな本を読む場合はこまめにレシピを切り替えなきゃいけないかもしれない。(ここについては今のところ自分的には気になっていない。)
手軽さでいうと最初に紹介していたコントローラーを買ったほうが良いんだろうけど、私はしょっちゅう前のページに戻って「なんて書いてたっけ?」と見ることが多いので、今回の方法にしてかなり良かった。
買おうか迷ったコントローラーを買わないことで節約できた上にやりたいことができたし、持っていたけど使っていないコントローラーにも役割が与えられてて一石二鳥。これでお家読書が捗る。