100万円分本を読む:24冊目:あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 感想※ネタバレ注意

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あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

あの頃の増田こうすけ劇場 ギャグマンガ家めざし日和 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

あらすじ
実家に住み続け、アルバイトをしているだけの青年は、ある日、書店で「マンガ入門セット」に出会う。心密かにマンガ家になる夢を抱きながら、新たな一歩を踏み出すが……? 「ギャグマンガ日和」シリーズで知られる増田こうすけの、知られざる青春の日々。笑いの中に、詩情が光る、ファン必読の自伝的エッセイコミック!
Amazonより)

⬛︎ネタバレ注意⬛︎

読みながら書いているとりとめのない感想メモ。
すでにこの本を読んだ事がある人向けです。


5.0

「ギャグマンガ日和」の作者、増田こうすけのエッセイ漫画。

こんなに…こんなに淡々と進むことあるんだ…ってくらい淡々とストーリーが進む(いい意味で)。
送ったマンガが受賞して最終的に連載するって人生の起伏でいうとかなり激しい部分な気がするけど、信じられないくらい淡々と書かれていて面白すぎる。

普通、ジャンプの受賞連絡入ったら「え!?」とか「やったー!!」とかあるかと思ったら、ずっと「はい…はい…」って言ってた。
また実際そうだとしてもマンガにする時には盛って描きそうなのに、全く盛らないことあるんだ。
編集者もこんなに手応えのない電話したの初めてだろうな。

もちろん本人の脳内での喜びや悩みの葛藤は色々あるんだけど、それが表に出てこなさすぎてその温度差がジワジワくる。
とんとん拍子にうまく行っているのに、大喜びするよりもずっとうっすら信用してない感じ。
漫画家という私は体験したことない職業なのに、考えてることがすごい庶民的で何故かめちゃくちゃ気持ちわかる。


累計:15,687 円
残り:984,313 円

感想
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