100万円分本を読む:47冊目:ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 1 感想 ※ネタバレ注意

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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 1【電子限定描き下ろしマンガ付き】 (ZERO-SUMコミックス)

ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 1【電子限定描き下ろしマンガ付き】 (ZERO-SUMコミックス)

あらすじ
『殿下の胡蝶』と謳われる黄家(こうけ)の雛女(ひめ)・玲琳(れいりん)は、宮中一の嫌われ者である朱家(しゅけ)の雛女(ひめ)・慧月(けいげつ)の手にかかり、互いの身体を入れ替えられてしまった。牢に入れられ、入れ替わりの事実は話せず、己を害した罪に問われ死を目前とする玲琳(れいりん)…と、思われたが。病弱ゆえ常に“死”と隣り合わせで過ごしてきた玲琳(れいりん)は、むしろ健康な身体を手に入れたことを喜んでしまい、持ち前の鋼メンタルで次々と逆境を乗り越えていく――!?
Amazonより)

⬛︎ネタバレ注意⬛︎

読みながら書いているとりとめのない感想メモ。
すでにこの本を読んだ事がある人向けです。


5.0

本屋さんでよく平積みされているので気になっていたものの機会がなく読んでいなかった。

中華風後宮ファンタジー物ってキャラの名前や所属(?)が漢字ばっかりだから覚えられなさそうだなと思っていたけど本当に覚えられない。特に入れ替わりの話だから、元々の家の話をされてるのか今の家(体の持ち主)の話されてるのか分からないことが多かった。

えーっと…?とはなりつつも、それを凌駕する程話が面白い。今のところ転生物によくある(これは転生ではないけど)「めちゃくちゃポジティブでメンタル強いので過酷な環境も気にしません」系のストーリーではあるから、単に私がそういう強い女の話が好きなだけなのかもしれない。でも面白い。

入れ替わり4日でそんなに開拓できなくない?とか、入れ替わりについて話そうとすると声が出ないなどツッコミどころはあるものの、今まで病弱で思うように生活できなかった子がボロボロのお家で目を輝かせて生活してるのは逞しくて良い。(揚げ芋にどハマりしてるのもかわいい)

そして、病弱かつ性格が優しいからみんなに愛されてるのかと思いきや、病弱でも物理的に無茶して鍛錬しまくるから周りが心配せずにはいられないのもよかった。あの性格をみたら確かに熱あってても精神はパワフルそう。
相手の立場になってみないとわからない事実。

玲琳は天然な部分もありつつも嫌がらせはちゃんと嫌がらせとわかって楽しんでいたり、ナイフで襲われた時も「枝毛を切ってもらってただけ」と返したりとかなり肝が据わっていて強い。
そしてキレる時はキレる。

笑顔なだけに怖いね…実際どうやってそのすっとこどっこいにかますのか早く見たい。


累計:33,741 円
残り:966,259 円

感想
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