■あらすじ■
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻。高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎(やぐちやとら)の新しい生活が始まった。新しく出会った仲間たちと受ける講義、課題、講評は……厳しい。つらみ。「受験絵画」が終わっても今度は「美大絵画」の壁が八虎を悩ませる。「それ絵画でやる意味ある?」 凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも……。くせ者ぞろいの講師、教授陣に振り回され、八虎苦悩の藝大1年生時代は続き、そして盛夏、藝大祭名物・「神輿(みこし)」製作が始まる。自分の悩みで手一杯の八虎にとって、初めての「チームプレイ」は救いとなるか!
(Amazonより)
⬛︎ネタバレ注意⬛︎
読みながら書いているとりとめのない感想メモ。
すでにこの本を読んだ事がある人向けです。
・彩乃ちゃんかっこいいな。きねみちゃんばっかり持ち上げられてるけど、アクシデントに対応してずっと冷静で穏やかに取り仕切り続けた彩乃ちゃんが1番の功労者だよ。
・うわぁ…歌島基本良い奴だけどこういう所合わない人は合わないだろうな…。
・橋田くんの解説はいつもわかりやすくて面白い。もっと聞きたい。
・嫌な母親〜〜!!!!そんなの子供に言うなよ!!表向きは愛想が良くて優しそうなお母さんなのがまた…。
・「前の絵の方が好きだった」って…なんでそんなことを小さい子供に言うんだ…手放しで褒めとけよ!!!!!
・盧生先生痛くて泣いてる…。体格いいし顔もいかつめだから怖い先生だと思ってたけど意外と可愛らしい先生なのかも。
・不穏な空気…。世田介くんあんなに上手いのにセンター試験で合格とか?
・うわまたこの母親は…。世田介くんを庇ったり理解してるようで傷つけてるよ…最悪。早く家出て一人暮らしした方がいいと思うけど、その生活力はなさそうだし母親が絶対反対しそうだな
・盧生先生…変わってるけど可愛い!壁画大変だけど面白そう。
・猫屋敷先生、前から世田介くんにつっかかるよな…こわ。んで世田介くんもピリついとんな…。ずっと真面目にひとりで作り続けてるのに、八虎は周りの人と喋ったりご飯行ってるのが気に食わないのかな…。確かにサイゼ行く前に世田介も誘う?ってなってたのに八虎が「飲み会とか嫌いそうだし」って行って結局誘えてなかった感じのシーン気になってたんだよな。絶対世田介くんに聞こえてたし。
・盧生先生、めっちゃ優しい先生じゃん!!他が癖ありな人多いだけに生徒の成長を願ってるこの優しさが染みる!
・八虎は大人だよなぁ…客観的に見て噛み付いてたのは世田介くんなのに、自分から謝りに行って。ほっといたら世田介くんから話しかけてくることは絶対無いってわかった上で自ら行ってるんだろうけど。
・うわー!!また猫屋敷先生が…!!!しかも抽象的すぎるわ、もっとわかり易く教えてあげてくれ。なんでこんな意地悪なの。
・八虎も言うなよ…
・絵も勉強もできない私からすると、(本当にあるのか分からないけど)センター試験で成績良いから入学になったとしても入れたのは入れたんだからそれでいいんじゃないの?って思うけど、「美術の才能を認められたわけじゃない。成績が良ければ誰でもよかった」って事はプライドが傷つくか…。
・おぉ…猫屋敷先生…怖い…。そしてめっちゃ空気気まずくなるわ…。
・この八虎のもやもやはめっちゃわかるわ。耐え抜いた強い子だけがクリエイターになれるって考え方なのかもしれないけど、勉強しに来てるのに意味わからないこと言われて追い詰められるの本当に嫌だ。
・うぉぉ…これは気まずい。こういう相手が言われたいことを言って立ち回りを上手くやってこそのプロなのか…。ここらへんは八虎が得意そう。
・猫屋敷先生は猫屋敷先生で病んでそう…。
・このダイヤが世田介くんなのかな…
・そりゃ「もっと頭使え」ばっかりじゃわからんだろ。「使っとるが!!」ってなるわ。
・いつもこういう世界で生きてるのか。
・んで最初から思ってたけど夢崎先生いい人だな。
・私は努力できるのも才能って思うけど、色んな視点があって色んな考え方があるな。
・八雲のこのブレないし物怖じせずハッキリものを言うのいいな。かっこいい。
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