■あらすじ■
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大2年目の夏のある日、八虎は、「公募展」なるものを知り、年上の同級生・八雲と鉢呂が、その作品制作のために彼等の故郷・広島へ帰省するのに誘われる。賞金や展示など授業や課題とは一線を画す作品作りの世界を意識した八虎は、夏休みを広島で過ごすことになった。
作品制作に励む一方、八雲や鉢呂、藝大の同級生・桃代たちと過ごすうちに、彼らの古い友人だった真田という藝大生の存在を知る。彼女こそは八雲や鉢呂や桃代にアートへ向かう強力な動機を植え付けた若き芸術家だった…!
「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
(Amazonより)
⬛︎ネタバレ注意⬛︎
読みながら書いているとりとめのない感想メモ。
すでにこの本を読んだ事がある人向けです。
・回顧展…!!!!絶対集客目当てじゃん!!!蟹江め!!!!いやそれが仕事なんだけど!!!
・あああ…八虎うっかりすぎるよ…
・てっきり蟹江のせいで間接的に殺されたのかと思ってたけど、そういう意味で八雲は殺されたと思ってるのか…
・わーん複雑…割り切れても割り切れなくても辛さと罪悪感はあるんだ。全体を見れてるモモちゃんが大人に見える。
・だっっ!!!!蟹江!!!!!!
・蟹江悪いやつじゃなかったのか…(性格は悪いけど)
・結婚でもしてればか…なんとも切ない。
・真田さんが亡くなっていなければここまでの人は来なかったんだろうな。生きてた時と亡くなった後の金額は変わってないって言うけど、ギャラリーへの来客数と高倍率はやっぱり亡くなってるからこそな気もする…
・世田介くん!!!!空気の読めなさがここで生きて!!!
・あぁあぁ八雲ぉぉ…
・八雲をはじめこの3人ってずっと毎日楽しそうだしそれぞれ我が道を行くキャラだと思ってたから、広島編でまた違った角度の3人の人間ぽさが見られてよかった。内容が内容だけに良かったって言っていいのかわからないけど。広がった、深くなった感じ。
・世田介くんと八雲絶望的に相性悪そう。でも世田介くんにどんどん友達が増えて嬉しいよ
・ああぁ…はっちゃんも…。そうだよ、部外者だからこそ見えるものがあるんだよ。普通は言わないけど、世田介くんは思ったこと言っちゃうから…。
・世田介くんとわんちゃんすっかり仲良しになって!!!かわいい!!ずっと重い話だったから癒される…
・3枚の絵の横にスペースあるのが…!!!
・そして作家デビューおめでとう!!
累計:28,304 円
残り:971,696 円