■あらすじ■
免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど、さとこが決めたのは家賃の安い団地への引っ越し! 面倒見の良すぎる大家・鈴さんとその息子・司との交流や、団地ののどかな時間に心身ともに癒やされて…。
(Amazonより)
⬛︎ネタバレ注意⬛︎
読みながら書いているとりとめのない感想メモ。
すでにこの本を読んだ事がある人向けです。
薬膳の漫画だと思ってなかった!
薬膳についての知識はまったくないけど、季節の食べ物を知識を持って楽しもうとするのは素敵だなと思った。食べたい。
基本的にほんわかのんびり系な話が多いけど、手を振るお婆さんを背に、食べさせられた大根を「べっ」と吐き出して捨てるところとか…ちょいちょい主人公に「うっ…」となるシーンがある…。まぁ実際こんなお節介されたら気持ち悪い気分になるのはわかるけど「ほんわか系マンガ(だと思って読み始めた)の主人公がこういう事するんだ…」という衝撃があった。
司の状況について知った後に付き合ってもいないのに「暮らしていけないね」って考えてるあたりも…。病気で長時間働けない事は仕方ないとは思うけど、勝手に失望してる感じがちょっとな。たまにモヤっとする感じがある。
また、司も「風邪ひいてる時に家にご飯を食べに来る人なんていない、そんなの非常識」と言ってるのに、スープジャー届けに来たのにもちょっとサイコパスみを感じてしまった。(多分本当に主人公が無理やり連れてこられたんだと思ってるんだろうけど)
ご飯を食べてほっとする系の部分はおだやかに描かれてるけど、それ以外のネガティブな部分や恋愛の部分が妙に生々しかったな。嫌な生々しさ。
たぶん唐さんとも今後恋愛が起きてきそうな気がする。
病気のことで思うようにはいかない事もあるけど、質素な暮らしの中で食事の楽しみを見つけてゆったり生きてます系ストーリー(恋愛なし)だと思って読み始めてしまったから合わなかったのかも…。
ドラマ化しそうな感じだな~と思ったらすでにドラマ化決まってたわ。
巻末に描かれてる豆腐味噌はめちゃくちゃ美味しそうで食べたくなった。
累計:30,581 円
残り:969,419 円